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INTRODUCTION
この罪深い結末は、誰も予想できない。“偶然”の連鎖が男たちの運命を乗せ、想定外のラストへと走り出す新時代のサスペンス・ノワール、誕生。
この罪深い結末は、誰も予想できない。“偶然”の連鎖が男たちの運命を乗せ、想定外のラストへと走り出す新時代のサスペンス・ノワール、誕生。
一度つまずいたら、再起のチャンスはどこにもない―。現代を生きる“持たざる者たち”のリアルを焼き付けた新時代のサスペンス・ノワールが誕生!主人公・高木役に、本作が18年ぶりの邦画長編映画単独主演作となる窪塚洋介。高木とともに絵画強奪計画に挑む同僚役に、注目作からのオファーが絶えない若き才能 坂口涼太郎、葵揚。近年熱い注目を集めるヒップホップやオルタナティブロックシーンとの融合も見どころのひとつ。Jin Dogg、般若らレジェンド級のラッパーが俳優として参戦し、Awich、Jinmenusagiらが提供した劇中曲、GEZANによるテーマソングが本作をスリリングに彩る。監督・脚本を務めるのは、新鋭 牧賢治。ジャンルを横断した多彩な才能を見事にまとめ上げ、本作で商業映画デビューを果たした。
STORY
この“偶然”は、敵か味方か。
この“偶然”は、敵か味方か。
高木は鬱憤を溜め込んでいた。理不尽な理由で会社をクビ。妻子から突きつけられた三下り半。ようやくありついたタクシードライバーの仕事では、客から蔑ろにされる最低の日々。 そんなある日、高木のもとにどん底の人生を変えるチャンスが舞い込んだ。“偶然”客として乗せた政治家・大谷が漏らした、数十億円もの価値を持つ“幻の絵画”につながる手がかり。 高木はサヴァン症候群により驚異的な記憶力を持つ番場、裏社会に通じる賭博狂の坂口ら、【3】という数字に奇妙な共通点を持つ同僚ドライバーと手を組み、欲に群がるヤクザ、アウトロー、闇ブローカー、ホステスらを巻き込んだ絵画強奪計画を画策。 たった一夜での人生逆転を賭けた“完璧なプラン”だったが、【3】という数字がもたらす想定外の“偶然の連鎖”に翻弄され、高木の思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく。
CAST
窪塚洋介
家庭・社会に居場所がないタクシードライバー
高木シンジ
同い年の才能溢れる監督/脚本の牧くん、プロデューサーにサイバーエージェントの藤田さん、オール関西ロケ。台本の面白さもさることながら座組みがとても魅力的で、本読みでメインキャストに会ってみてそれがより手応えとなって顕れ、現場ではひたむきな若い関西人スタッフ達や魅力的なキャストと良き仕事が出来ました。
自信をもってお見せできるオリジナル作品になったと思います。牧監督の商業映画デビュー作であり、窪塚洋介の久々の主演映画です。是非ゼヒ銀幕でご覧ください。
坂口涼太郎
驚異の記憶力を持つ元数学教師
番場ダイゴ
大都会を泳ぐ無数のタクシーひとつひとつに人生があります。
偶然にもこの映画の主人公と同じ名前である私の父も震災の影響で収入が減ったとき、タクシードライバーをして私を育ててくれました。
そうして映画好きとして育った私が、地元神戸で私の誕生花を愛する番場ダイゴになり、当時からあこがれだった窪塚洋介さんとすばらしい仲間たちと共に映画を創作できたという偶然は私の人生の宝物です。
この映画はそんなたくさんのすばらしい偶然がシンクロして完成いたしました。
いま生きるために、だれかを生かすためにもがくあなたに、人生にはどんなことも起こり得るのだというひかりを届けることができれば幸いです。
映画館で私たちとシンクロしていただける日を心待ちにしております。
葵 揚
賭博狂の元自衛官
坂口キョウ
撮影期間中は監督や役者それぞれが持つ独特なオーラが混ざり合って生み出される絶妙な緊張感と共に、日を重ねる毎に高まっていく士気を肌で強く感じておりました。
一方で、監督をはじめとしたスタッフらが殆ど関西人という事もあってか撮影の合間は常に笑いが絶えず、チーム全体がとても和やかな雰囲気で本当に楽しく心地良い日々でした。
キョウ役を演じるにあたり、一味を率いる存在として彼が持っている不気味さやブレない精神性、凶暴性を常に意識して演じました。
今作の大きなテーマでもある「偶然」の中で、それぞれのキャラクターが持つ特性がどう影響し合っているのか。是非そこにも注目して楽しんで観ていただきたいです。
橋本マナミ
ミステリアスなホステス
ユカ
田丸麻紀
高木の元妻
サチコ
Jin Dogg
狂気×色気 半グレ
ヤス
長田庄平
権力に酔うマッドコップ
成田
般若
謎のヒットマン
藤井誠士
裏社会で暗躍 闇ブローカー
チバ
風太郎
実直な先輩ドライバー
世良
螢 雪次朗
悪徳すぎる政治家
大谷
PROFILE
窪塚洋介
1979年5月7日生まれ。神奈川県横須賀市出身。「金田一少年の事件簿」(95/NTV)で俳優デビュー。その後「池袋ウエストゲートパーク」(00/TBS)の怪演で注目される。『GO』(01/行定勲監督)で第25回日本アカデミー賞新人賞と史上最年少での最優秀主演男優賞を受賞。『Silence -沈黙-』(17/マーティン・スコセッシ監督)では、物語の鍵となる”キチジロー”を演じ、ハリウッドデビューを果たす。『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)では、高崎映画祭、日本映画批評家大賞で最優秀助演男優賞を受賞し、高く評価された。映画を中心に国内外問わず多数の話題作に出演している。舞台でも活躍するほか、音楽活動、モデル、執筆と多彩な才能を発揮。自身のYouTube番組やコスメなどのプロデュースにも注力している。
PROFILE
坂口涼太郎
1990年8月15日生まれ。兵庫県出身。森山未來演出の舞台「戦争わんだー」(07)でデビュー。近年の主な出演作品は、『ちはやふる』シリーズ(16、18/小泉徳宏監督)、『HiGH&LOW THE WORST』(19/久保茂昭監督)、『HiGH&LOW THE WORST X』(22/二宮大輔総監督、平沼紀久監督)、ドラマ「テッパチ!」(22/CX)、「恐怖新聞」(20/CX)、連続テレビ小説「おちょやん」(20/NHK)、木ノ下歌舞伎「勧進帳」(16、18)など。
PROFILE
葵 揚
1995年12月25日生まれ。大阪府出身。モデルとして活躍後、大河ドラマ「いだてん」(19/NHK)で俳優デビュー。同年公開の『タロウのバカ』(大森立嗣監督)『HiGH & LOW THE WORST』(久保茂昭監督)『ブラック校則」(19/菅原伸太郎監督)などに出演のほか、『君は永遠にそいつらより若い』(21/吉野竜平監督) に出演。22年には『HiGH & LOW THE WORST』シリーズ最新作となる『HiGH & LOW THE WORST X』や、現在放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22/NHK)に出演。
PROFILE
橋本マナミ
1984年8月8日生まれ。 山形県出身。大河ドラマ「真田丸」(16/NHK)をはじめ、「不機嫌な果実」(16/EX)「せいせいするほど、愛してる」(16/TBS)「女囚セブン」(17/EX)などTVドラマに出演。映画では『全員、片思い/イブの贈り物』(16/伊藤秀裕監督)にてW主演ながら映画初主演を飾った他、『破門 二人のヤクビョーガミ』(17/小林聖太郎監督)『光』(17/大森立嗣監督)『地獄少女』(19/白石晃士監督)『越年Lovers』(20/グオ・チェンディ監督)『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21/江口カン監督)などに出演。現在放送中の「夫婦円満レシピ〜交換しない?一晩だけ〜」(22/TX)に出演中。
PROFILE
田丸麻紀
1978年9月4日生まれ。大阪府出身。10代よりトップモデルとして活躍後、2004年放送 大河ドラマ「新選組!」(NHK)にて女優デビュー。以降、主な出演作に、「セカンドバージン」(10/NHK)や連続テレビ小説「カーネーション」(11/NHK)を始め、数多くのドラマ・映画に出演。TV・映画・モデル・MCのほか、多くのファッションブランドとのコラボも手掛ける等、幅広く活躍中。
PROFILE
Jin Dogg
1990年生まれ。大阪市生野区出身。学生時代を日本と彼のルーツである韓国で過ごし、同時期のアメリカン・スクールへの通学とオーストラリアへの留学経験から日本語、韓国語、英語の三ヶ国語を操るトライリンガルとなり、いつしか表現の場を求めて大阪を拠点にラッパーとして本格的な音楽活動を開始。2022年現在も精力的な音楽活動を通じて「Dirty Kansai」から世界へと、スケールを増しながら独自の強烈な個性を発信し続けている彼の存在は、あなたが好むと好まざるに関わらず、素通りを許さないほどに大きなものとなっている。
PROFILE
長田庄平
1980年1月28日生まれ。京都府出身。NSC東京11期生。2006年に松尾駿とコンビを結成。過去3度「キングオブコント」決勝に進出。TT兄弟をはじめとするキャラクターやものまねで一躍人気を獲得。YouTubeチャンネル「チョコレートプラネット チャンネル」は登録者数170万人にのぼる(2022年11月現在)など、テレビの域を超えて各方面で幅広く活躍中。
PROFILE
般若
1978年10月18日生まれ。東京都出身。日本を代表するラッパー。主な出演作に、『Zアイランド』(15/品川ヒロシ監督)『ビジランテ』(17/入江悠監督)『チェリーボーイズ』(18/西海謙一郎監督)『ギャングース』(18/入江悠監督)『タイトル拒絶』(20/山田佳奈監督)『きみの瞳が問いかけている』(20/三木孝浩監督)『ある用務員』(21/阪本裕吾監督)『半径1メートルの君 ~上を向いて歩こう~』(21/品川ヒロシ監督)などがある。
PROFILE
藤井誠士
1973年生まれ。大阪府出身。プロ格闘家、ラッパーを経て起業し、業種問わず複数の事業を立ち上げる。俳優としても活動を行い、牧賢治監督作品には『japing』(14/短編)、『唾と蜜』(18)に続き、本作が3作目の出演となる。
PROFILE
風太郎
1962年生まれ。大阪府出身。京都芸術短期大学造形芸術学科日本画コースを卒業。在学中より演劇を始め、東映俳優養成所を経て自分で劇団を立ち上げ作・演出を手掛ける。劇団解散後は、フリーで活動し商業演劇などに出演。2004年ピッコロ劇団に入団、出演以外に演劇指導、脚本、演出、音声ガイド等を手掛ける。第23回関西現代演劇俳優賞大賞受賞(05年、20年)。主な出演作品に、『唾と蜜』(18/牧賢治監督)、連続テレビ小説「カーネーション」(11/NHK)、「水戸黄門」(TBS)がある。
PROFILE
螢 雪次朗
1951年8月27日生まれ。埼玉県出身。コント・グループ「螢雪次朗一座」を経て、俳優へ。滝田洋二郎監督作品の『病院へ行こう』(90)『北の桜守』(18)、金子修介監督による『ガメラ』(95、96、99)シリーズ、雨宮慶太監督の『ゼイラム』(91)『牙狼〈GARO〉』(13,19)シリーズなど、これらの監督の作品では常連。9月9日より公開された大森立嗣監督の新作『グッバイ・クルエル・ワールド』(22)にも出演。
PROFILE
牧 賢治
1979年生まれ。2014年に初の脚本・監督作として短編『japing』をわずか20万円で製作し、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスも受賞経験のあるヒューストン国際映画祭短編部門にてゴールド賞を受賞。その後もサラリーマンをしながら、2017年にHIP HOP長編映画『唾と蜜』を自主制作。ニース国際映画祭ほか国内外で受賞し、単館劇場系で一般公開。今回が記念すべき商業映画デビュー作となる。
PROFILE
GEZAN
2009年大阪にて結成のオルタナティブロックバンド。2012年、拠点を東京に移し全国各地で独自の視点をもとに活動を行っている。国内外の多彩な才能をおくりだすレーベル・十三月を主催、『面白さの価値は自分で決めてほしい』というコンセプトから、入場フリーの投げ銭制の十三月主催野外フェス「全感覚祭」を2014年より開催している。2020年1月には5枚目となるフルアルバム「狂 -KLUE-」を発表、2021年5月に新しいベーシスト ヤクモアが加入しFUJI ROCK FESTIVAL 2021より新体制にて再始動。2022年3月27日にキャリア史上最大キャパとなるワンマンライブを日比谷野外大音楽堂にて開催した。Million Wish Collectiveと共に制作された3年ぶりのフルアルバムの発売を2023年2月1日に控える。
Member
マヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo/gt) / イーグル・タカ(Gt) / 石原ロスカル(Dr) / ヤクモア(Ba)
STAFF
監督・脚本
牧 賢治
【Sin Clock(罪なる時計)】/【Synchronicity(シンクロニシティ)】。
綿密な犯罪計画(時間軸)に、不思議な偶然の一致(シンクロニシティ)が絡み合いながらストーリーが展開してくサスペンス・ノワールです。
なんとも不思議な話なのですが、この映画を撮る前、撮っている最中にも、ただの偶然とは呼べないシンクロニシティが毎日のように起きました。
主演の窪塚さんも撮影中「いま、映画の神様が観に来てるね。」と仰っていたほどです。
本作では、バイオレンスや艶やかなシーンを含みつつも、痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました。
ひとつひとつのシーンの裏側に隠された意味も探りながら、ぜひ何度もお愉しみ頂きたく思います。
テーマソング |「赤曜日」「BODY ODD」
テーマソング
「赤曜日」「BODY ODD」
GEZAN
そのマイクは手渡された。スクリーンを睨む網膜ごしに感電する。同時多発的に感電する。
       マヒトゥ・ザ・ピーポー/GEZAN